2015年10月4日日曜日

アウェイク、厳しいデビュー戦

2歳馬のアウェイクが、3日の中山5レース新馬戦(芝1600m)でデビューしました。
他の出走馬に派手な血統馬がいなかったせいか、単勝1.8倍に推されます。
毎週の、テンション上がらない近況報告を見ている身としてはやや驚きもあり。

そしてスタート後、1秒でその期待を裏切られる大出遅れ(正しくは、出遅れはわずかだったが行き足がまったく付かなかった)を見せていただきました。
仕事の昼休みにいそいそと見ましたが即座に動画を閉じようかと…。

横山典も驚く後方ポツンっぷりから、道中で外をぶん回しながらガンガン上がっていく柴山騎手。お前●●なの?
4コーナーでも終始大外を回りながらも脚を使い、5着まで追い上げました。
上がり最速ですが、前半は実質レースに参加してないのでなんとも言いがたい…。



友人が「デビュー記念に」と、写真を撮ってきてくれていたので何枚か掲載させていただきます。
涙が出るほどありがたい…。




陣営のコメントは以下のとおりでした。
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10/3  斎藤誠厩舎
3日の中山競馬ではスタートで遅れを取り最後方から。直線勝負にかけて最後は外目から伸びを見せるも5着まで。


「今日はパドックで跨って馬場入りした時からポーッとしていて動きもややモサモサしていたから気合いをつけつつゲートまで持って行くほどだったんです。輪乗り、ゲート内も大人しくしていて変な課題は見せていませんが、結果的に気が入ってないものでもあるでしょうからね…。気になったのはゲートが開く動きを気にしたのかスタートを切られた時に頭を上げてスッとスピードに乗っていかなかったことですね。そのあたりは経験を重ねつつ変わっていくと思いますし、今日はとにかくレースというものを理解していなくてわからずに競馬が終わったということに尽きると思います。まだトモが弱くて走りも定まり切れていないですし、勢いがついてきたのはゴール板を過ぎてからのような走りでした。それでも何とかしないといけないだけに申し訳ありませんが、まだこれからなのは間違いない馬ですし、使いつつ良くなってくれるはずです」(柴山騎手)


「体調面は悪くないもので送り出せたと思いますけれど、トモなどまだ力がつききっていないですし、スタートがあまり速くないことは把握していました。それなのでゲートに関しては仕方ないかなと思えましたけれど、思ったほど勝負どころでスピードに乗ってこれなかったところはありましたね。それだけに肝心なところで遅れをとったのは残念でした。うーん…正直、多少の遅れはあっても負かしてくれるのではないかと思っていただけに悔しいですし、良い結果にならなくて申し訳ありません。今後についてはまず見てからになりますけど、お姉ちゃんのことが特に頭にありますし、攻めすぎないようにしていきたいのもあります。今のところは心身のケアを考えて一度放牧を挟んでから次走を考えていく形にすることになると思います」(斎藤誠師)


長距離輸送を挟んだこと、環境を変えたこともあって牝馬らしく繊細な一面も見せていましたし、血統的なことを考えても初戦からガリガリ攻めて仕上げるというわけではなくじんわり乗り込みながら態勢を整えて臨んだ今回でした。それでも具合は悪くなく、ここでは良い走りを見せてくれると期待していました。練習時から把握はできていましたが実戦でもスタートはゆっくりになってしまいましたし、それ以外でも気持ちの幼さと言いますか、如何にも新馬という感じだったのが今回の敗因と言ってもいいはずです。終いは差を詰めてきていますし、まったく悲観はしなくていいはずです。今後はおそらくいったん放牧を挟むことになりますが、様子を見つつ巻き返しを狙っていきます。
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騎手も調教師も、コメントを見ると「じゃあ何で中山で使ったんだよ」と冷たい反応しか出来ませんな。
調教師も大概ですが、特にこの騎手はもう乗せないでいただきたいもんです。

それにしても、うちの牝馬はパンデイア、ジュモートリステ、ベルディーヴァの3頭ともデビュー戦で出遅れ、それにアウェイクお前までも…。

パンデイアがひと区切り付いたと思ったら、またスタートを見ていて胃が痛くなる馬が出てきてしまいました。
とりあえず次は府中で頑張れ。