2015年6月15日月曜日

アウェイク入厩とベルディーヴァのデビュー。

秋から始動というふれこみだった2歳馬アウェイクが、函館競馬場に入厩しました。
まさに突然と言った按配ですが喜ばしいですね。
コメントは以下のとおり。
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6/14  函館競馬場
14日に函館競馬場・斎藤誠厩舎へ入厩しました。

「この中間も速めの調教を課してきましたが、しっかりこなしてくれましたし、体調面も安定していることから斎藤調教師と相談して、このタイミングで函館競馬場へ入厩させることになりました。馬体にはまだ成長の余地を感じさせるところがありますし、本格化してくるのはもう少し先かもしれませんが、キャンター時の背中から伝わる乗り味には良い素質を秘めていることが感じられますので、今後もトレーニングを積んでいくことでさらなる成長を見せてくれることでしょう」(早来担当者)
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「じっくり仕上げて秋デビュー」を特に疑ってもいませんでしたが、考えてみればゴスホークケンの妹ですし全姉のディアマイベイビーも2歳時に2勝。
むしろ完全な2歳血統ですよね。

まあ、ゲート試験だけやってまた牧場で仕上げ直しになるかもしれませんが。




そして、重度の骨折でデビューがここまでずれ込んだベルディーヴァが14日の阪神3レース未勝利戦(芝1600m)で無事デビューしました。
スタートで後ろに体重がかかって出遅れると、そのまま最後方をトコトコ追走。
直線で少し脚を使って9着でした。いかにもな故障明けのレース。

陣営のコメントは以下のとおりでした。
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6/14  高野厩舎
14日の阪神競馬ではやや立ち遅れ気味のスタートで行き脚がつかず最後方を追走。直線は馬群を割ってジリジリと伸びたが9着まで。

「スタートする時にちょっと頭を上げて出負けしてしまい、あのようなポジションになってしまいました。ただ、直線に向くとすごい脚を使って追い込んできてくれましたからね。今日は初めての実戦ということで仕方ないところもあるでしょうし、一度使って次は変わってくるでしょう。乗り味は良いですし、この馬は走ってくると思いますよ」(岩田騎手)


「スタートはちょっと頭を上げてタイミングが合わず、道中は何度も手前を替えたりといかにも初出走という感じのレースになってしまいました。それでも直線はよく伸びていましたし、素質は見せたと思います。いきなりから勝ち負けを期待していただけにちょっと残念ではありますが、十分にメドは立った内容でしたし、カイバ食いなど不安のない馬なので、続けて使っていくのも問題はないでしょう。ただ、骨折休養明けでこれがデビュー戦ですから、今後のプランについてはレース後の状態を慎重にチェックしてから考えていきます」(高野師)

残念ながら敗れてしまったとはいえ、既走馬相手に素質のあるところは見せましたし、ジョッキーも能力を高く評価してくれています。一度使っての上積みは大きいでしょうし、次走は最高の結果を期待したいと思います。この後はトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
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着順はよくありませんが(もうひとつ上がほしかった)、一応上がり2位の脚を使っていますし、次走への上積みはあるでしょう。
出走権が無いのでいろいろ厳しいかもしれませんが、残り少ないチャンスを何とかモノにして生き残ってほしいと思います。