2015年5月17日日曜日

パンデイアまた勝てず。

パンデイアが、16日の東京4レース3歳未勝利戦(芝1600m)に出走しました。
今回も一番人気。体重のない馬が中一週の出走で不安でしたが騎手はルメールで1枠1番なことが後押ししたのでしょうか。

スタートはそれほど遅れないものの、二の足がつかないので道中は中団後ろからの追走。
コーナーから直線ではスムーズに外へ出しますが、ピリッとした脚を使えずに馬券圏内からも外れる4着に終わりました。



陣営のコメントは以下のとおり。
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5/16  加藤征厩舎
16日の東京競馬ではスタートはそこまで速くなく中団後方からの競馬。直線で馬群の外へリードして追い込んでくるがわずかに届かず4着。


「ゲート内では比較的落ち着いて対応してくれましたが、一歩目が速くありません。そのあとからスピードに乗るのですが、あの位置からの競馬になります。それでもグッドフィニッシュに持っていきたかったのですが、差し切ることができませんでした。ややワンペースなところがあります。力みもあるのでしょうし、走りひとつで距離はマイルでも対応できますが、さらに前進と思えば何かもうひとつほしいですね」(ルメール騎手)


「中1週の間隔ということでテンション面が鍵になると見ていました。下見所では若干カリカリしていたものの、前回イレ込み気味だった装鞍では落ち着いていたんです。心配していたほどではなかったので、あとはルメールに託しました。スタートはいつものことで仕方ないかなと思いますが、勢いがつくとちょっとずつ噛んでいって力みが増していましたね。あれをふわっと走ることができれば違うのでしょうが、その分だけ直線の坂を上ってきてからが思ったほどの伸びではなく、ジリジリとしか差を詰められなかったのでしょう。力む分ワンペースになりがちなのでしょうが、ふわっと走ることができれば距離も問題ないはずだし、終いももう少し来るはずなんですけどね…。今日は勝ちにいったのですが、申し訳ありません」(加藤征師)


馬には頑張ってもらい名手・ルメールジョッキーを鞍上に迎えて臨んだ今回でした。道中は力みを最小限にとどめて直線勝負へ向かってくれ、伸びはしていましたが最後は脚色が同じになってしまいました。前回に続き悔しい敗戦ですが、かみ合わせひとつであっさり勝っても不思議ではありませんから、何とか勝ちきってほしいと願っています。今後は基本的に一度放牧を挟む予定にしていますが、最終的にはレース後の状態をもとに判断していきます。
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前走の負け方である程度の覚悟はできましたし、正直今回もあまり期待してませんでしたがこの辺のレベルで勝てないと相当厳しいですね。
加藤調教師の工夫の無さにも毎度ガッカリ。あとは一息入れて夏の新潟と距離短縮で最後のチャンスに賭けたいです。