2015年5月3日日曜日

パンデイア、失望の3着

パンデイアが、5月3日の東京3レース3歳未勝利戦(牝馬限定、芝1600m)に出走しました。
17頭立てですが、これまで馬券圏内に来た馬が片手の数ほどもいない低調なメンバーです。
それもあってか2.2倍の1番人気に推されました。
出遅れ常習者にもかかわらず、少しの遅れ程度でゲートを出て押して行き中団より前へ。
馬群よりやや外目(それでも馬場の真ん中ほど)を回りながら直線で押し上げていきますが、伸びが鈍く前を捕えることができずに3着。
このメンバーで勝ちあがれないどころか、連すらも外したのは参りました…。



陣営のコメントは以下のとおり。
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5/3  加藤征厩舎
3日の東京競馬ではスタート後に促して前々につける。直線ではジリジリながらも脚を使っているが前には届かず3着まで。

「これまでの競馬を振り返ってもゲートが抜群に速いタイプではなさそうでしたから注意して臨みましたが、今日も半馬身ほど遅れてしまいました。さすがに極端に後ろからになるのは避けたかったですし、ある程度促しつつ位置を取りに行きました。ただし、理想としてはもう少しでも内に入れて進めたかったのですが、他馬の動きもあって上手くはめることができませんでした。直線では終いまでしぶとく脚を使ってくれたのですが、道中で極端ではなかったもののちょっと元気が良すぎるくらいでしたし、そういう点からも結果的には外を回ったのは痛かったです。力はあるだけにしっかりと結果を出したかったのですが、力になれず申し訳ありません」(石橋騎手)


「競馬を経験してきたことがもちろんプラスになってはいるのですが、ある意味前走くらいから馬自身が競馬を覚えて来た影響か装鞍の時点からちょっとイレ込んでしまっていましたね。直線ではそれなりに脚を使ってくれてはいるものの、外を回ってなおかつ前向き過ぎるところもありましたから、結果的には脚を溜めてというよりはなし崩し的になってしまったのかもしれません。申し訳ありません。上手く噛み合えばやれる力はあるだけに歯痒くもありますが、何とか前進させて結果につなげていきたいですね。この後は権利内の出走を狙いたいのですが、続けて使った前走のことだけでなく、今日のテンション面からも、もしかしたら短期でも放牧に出してガス抜きさせることも考えていきます」(加藤征師)


ゲートでタイミングが合いませんでしたが、上手く二の脚をつけて馬群に取り付けることができました。直線ではそれなりに伸びているものの、道中は少し力みが見られなだめだからの追走になった影響もあったのかもしれません。この後は馬の状態次第で在厩のまま次を狙うか、短期間でも放牧を挟むかなど、いろいろと検討していきます。
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出遅れも外を回ったのも極端なレベルではなく許容範囲だと思うし、今回はかなり失望が大きいです。

なんだかレース内容が段々パッとしなくなっていくような……。
とりあえず現状で有効そうな手は距離短縮くらいですかね。
未勝利戦終了までチャンスはあと3走ほどでしょうか、なるべくフラットな気持ちで最後まで見守りたいと思います。