2013年10月19日土曜日

トゥザワールド、余裕の初勝利

新馬戦ではバンドワゴンに完敗してしまったトゥザワールド、確勝を期して中2週で19日の京都競馬1レース2歳未勝利戦(芝1800m)に出走しました。
8頭立ての少頭数で予想通りのスローペースになる中、中団を進みます。
コーナーを回っていくらか気合をつけると、キラノカリスマをあっさりかわし、ムチを1発も使わずほとんど持ったままのゴール!

まるで併せ馬の調教を見ているかのようで、なんとなく不安を持っていたことが恥ずかしくなるような楽勝っぷりでした。



陣営のコメントは以下の通り。
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10/19  池江厩舎
19日の京都競馬では優勝。

「まだ体が完成されていない分、捌きに硬さはあるのですが、気配は初戦よりずっと良くなっていました。返し馬で物見をしていたので、あまり早めに抜け出さないように注意しましたが、直線もどこが開くか待つ余裕がありましたし、勢いがついてからは前に出過ぎないように注意するぐらいでした。今日は調教のようなレースでしたし、力が違ったと思えるような内容でした。まずは2戦目で順当に勝つことができてホッとしています。ありがとうございました」(川田騎手)

「ここはキッチリと結果を残しておきたかったので、まずはその狙い通りとなって嬉しいですね。着差以上に強い内容だったと思いますし、あの走りで結果を出せたことからもダメージは少ないはずです。今日は東京に臨場しているのでまずは馬を見てからですが、使ってさらに良くなるでしょうし、問題がなければ続戦させるかもしれません」(池江師)

初戦こそ敗れましたが、今日は一度使って順当に良化した姿を見せてくれました。直線はいつ前を捕えようかという余裕たっぷりの内容に見えましたし、着差以上に強い競馬でしたから、次のレースがさらに楽しみです。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
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消耗の無さそうなレースで大楽勝。大物感たっぷりです。
年内に2勝目があげられれば、来年に向けて夢が広がりますね~。