2013年8月18日日曜日

オクターブユニゾン引退

オクターブユニゾンが、17日の小倉3レース3歳牝馬限定未勝利戦(ダート1700m)に出走しました。
メンバー的には恵まれた感じですが、なにしろ鼻出血明け。
「どこまでかな…」と思っていましたが、スタートしても行き足がつかないのかムチまで入ります。
直線でも伸びずに大きく離された14着。

戦前は「2回使えるかなぁ…」と思っていましたが、この結果を受けて当日中に引退決定です。



陣営のコメントは以下のとおりでした。
------------------------------------------------
8/17  引退
17日の小倉競馬ではまずまずのスタートから押して中団後方を追走。道中の走りはスムーズに見えたが、ペースが速くなったところで対応できず、直線も伸び切れずに14着。

「返し馬の段階で、トモがしっかり入ってこないような感じがしたので用心はしたのですが、ある程度の位置で進めないといけませんし、スタートから出してポジションを取りに行きました。流れに乗ってからはスムーズでしたが、ずっとダラダラ脚を使う感じで、ペースが上がったときに対応できずワンペースな走りになってしまいました。いい結果を出すことができず申し訳ありませんでした」(池添騎手)

「トレセンでの調教では動きもしっかりしていましたし、順調に調整できたので態勢は整ったと考えていたのですが、結果を見ると中身ができていなかったと言わざるを得ません。頭のどこかに鼻出血への不安もあって、無意識のうちに攻めきれていなかった部分もあったのかもしれません。休養前のレースぶりからしてもなんとか勝たせなくてはいけないと思っていたのですが、このような結果になってしまって、応援していただいた会員の皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです」(高野師)

これまでのレース内容から、久々でもなんとかいい結果をと期待して送り出した一戦でしたが、この馬らしい走りができず残念なレースになってしまいました。
前走後、鼻出血というアクシデントがあり、放牧から帰厩後も不安を抱えながらの調整になったことは事実ですし、悔いが残る結果ではありますが、優先出走権がない状態では小倉開催でもう一戦することは難しく、すでに5戦以上を消化している本馬は限定未勝利戦に出走する権利がありません。
また、今後も鼻出血の不安がぬぐえないことなども考慮したうえで高野友和調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することになりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。
------------------------------------------------
10戦目で引退。
2歳時に、出走する度どんどん内容が良くなって行ったことを考えると、勝ちあがれずに引退は残念です。

思えば昨年末の中京で2着になったときが曲がり角。
明らかな騎乗ミスで勝てるレースを落とした時には、「これは厳しくなったかも…」と内心思っていましたが、悪い予感というのは当たるものです。


高野調教師も「外厩任せで、戻したらすぐ使う」が徹底されてて、個人的にはあまり好みじゃない感じ。
10戦も使ってくれたので悪い調教師ではないと思いますし、気に入る人も多いでしょうが。


メイショウサムソン産駒も、今後出資することはないだろうな~…。
この成績だと、再来年あたりにはいなくなっているかもしれないけど。