2012年10月10日水曜日

インペリアルマーチ ペルセウスステークス2着

10月8日の東京競馬11レースのペルセウスステークス(ダート1400m)にインペリアルマーチが出走しました。

東京ダート1400は、惨敗を繰り返してる条件なので過度な期待は抱かずに観戦。
馬体重はプラスマイナス0と、この秋は体重維持がそこそこ上手く行ってます。

この馬の課題のひとつに、スタートで遅れ気味というところがありますが、今回はまずまずのスタート→自然な形でハナに立ってマイペース。
後続をひきつける形で直線に入ると勝ち馬にはあっさりかわされますが、最後までしっかり走って2着に。
形だけ見ればいつもと同じですが、前走のときよりもはるかに中身の濃い2着でした。
しかも苦手と思われる東京コースでこの競馬。正直意外です。

レースの上がり3ハロンが35.7で、インペリアル自身は36.1と最後までしっかり走っています。
結局スタート次第ってことなのかな~…
三浦騎手もうまく乗ってくれました。



以下はキャロット公式より(クラブより許可を得て掲載しております)
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10/8  音無厩舎
8日の東京競馬では好スタートから積極的に先手を奪いに行く。そのまま直線に向いて逃げ切りを狙うも、外から勢い良く上がって来た勝ち馬に交わされてしまい2着。
「スタートが一番の鍵でしたし気をつけていたのですが、しっかりと出てくれましたね。道中もマイペースに行けたと思いますし、この馬の競馬はできているのですが、切れる脚がない分あれだけ外から勢い良く来られるときついですね。それでも3着馬が迫って来てからもうひと頑張りしてくれましたし、やはり力はある馬ですね。少し右に張るようなところがあったので右回りだともっとしっくり来るかなという感じはしますが、コントロールはちゃんと利きましたし、今日のような展開ならこのコースもやれると思います」(三浦騎手)
「いいスタートを切れましたし、直線もこの馬の走りはしてくれたと思います。今までに何度か東京遠征をしていますが、その時と比べて鞍前後の落ち着きがあっていい状態に感じました。結果こそもうひとつ上が良かったのですが、いつも以上に輸送が上手くいってなおかつこのコースで頑張ってくれたことは、今後のプラスになると思います」(担当助手)
東京のこの条件はこれまで成績に波はありますが、今日は好スタートから終始気分良く運べ最後まで頑張ってくれました。なかなか勝ち切れず歯痒い面はありますが、流れひとつで勝てるだけの力はあるはずです。この後はレース後の状態を確認してからどうするかを決めていきます。



10/10  NFしがらき
「先週の競馬は、うまく先行していいペースで進められましたし、最後交わされてからもよく踏ん張っていました。ただ、上がりに少しスクミの兆候を見せており、よく見てもらったところ両前脚のトウ骨に痛みがあることが分かりました。状態が良く、馬が目一杯力を出したということなのでしょう。いずれにせよこのあとはひと息入れるつもりだったので、ここでしっかり休養を取って傷んだ部分のケアに努めてもらうつもりです」(音無師)
10日にNFしがらきへ放牧に出ました。
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本日しがらきへ放牧に。「トウ骨に痛み」と聞いてアララ…という感じですが、まあ直近に適鞍もないしな~。という事で仕方ないですね。
今回は今後に繋がるいいレースができたので、きっちりケアして戻ってきてほしいものですね。