2019年11月17日日曜日

トゥザフロンティア、ようやく復調気配。

トゥザフロンティアが、16日の東京12レース3歳上2勝クラス(芝1600m)に出走しました。
コメントは良化途上で、体重もそれを裏付けるように+10キロ。
いつものようにスタートから行き脚が付きますが、ラストプリマドンナが主張したので2番手で。
直線向いてからゆっくり仕掛け、先頭に立って粘りこみを図りますが追い込んできた2頭に交わされて3着に。
陣営のコメントは以下のとおりでした。
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19/11/16  池江厩舎
16日の東京競馬では2番手の好位から進めて直線で先頭に立つ。最後は上位2頭の勢いに屈するが、他の追い上げを封じて3着。

「調教に乗せていただいていましたが、その時がまだ重そうで、息も辛そうなものに思えました。そのときのひと追いで良くなっていた部分もあったのだと思いますが、そういった中であったけれど久々にいい競馬をしてくれたと思います。万全であれば勝てたかと言われたらそうではなかったのではないかなと思うくらい上位2頭は強かったですが、この馬の競馬の形が良かったことが何よりでした。さらに復調してきてくれればと思います」(川田騎手)

「今回の競馬へ臨むにあたって、一度使ってからの方がより良いかなというところはあったので、どこまで戦えるかと見ていましたが、久しぶりにこの馬の良さを垣間見ることができましたね。高速決着になる傾向にあった今週の東京の硬い馬場をどうかと心配してたのですが、最後まで踏ん張ってくれたので評価できるのではないでしょうか。順当に良化してくれれば次はまたさらに楽しみですね」(池江師)

クラスが上がって以降もどかしい状況が続いていましたが、直線で一旦先頭に立ち、交わされてからも最後まで諦めずに走るという良い内容の競馬をようやく見ることができました。勝てなかっただけに喜んでいられませんが、今後につながりそうな内容であったことで素直に嬉しく思いました。次の目標をどこに置くかはレース後の状態次第になりますが、今から楽しみです。
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今年は全くいいところが無く、諦めかけていたものの、寒くなってきてようやく復調気配が見えてきたようです。
阪神で距離短縮すれば、勝ち上がりも見込めるのではないでしょうか。