2018年2月25日日曜日

グローブシアター、皿倉山特別3着

グローブシアターが、24日の小倉11レース皿倉山特別(芝2600m)に出走しました。
前進気勢に欠けるということで、ゆったりした流れになる長距離に矛先を変えて来ましたが、まず馬体重-12キロに頭を抱えます。せっかく前走で戻したのに意味が無い…。

スタートすると、前走よりも傍目に解るくらい行く気が無く、どんどん後方に下がってしまいます。2枠4番の好枠もこれでは全くのムダ。
早々に手は動くものの馬の方は動かず、直線だけチョロッと脚を使って3着。

陣営のコメントは以下のとおりでした。
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2/24  角居厩舎
24日の小倉競馬ではまずまずのスタートから中団をキープ。内々で促しつつ追走し、直線は馬群を割ってよく伸びたが3着。

「他の馬を気にするところがあると聞いていたので、そこに気をつけて乗ったのですが、今日のレースぶりは他の馬を気にして進まないというよりは、自分から行く気がないという感じ。実際、内で囲まれたところでいったん下げてフリーにしてみたのですが、肩ムチを入れてようやく進んでくれたぐらいでした。今日初めてメンコをつけたとのことなのでこの一戦だけでなんとも言えませんが、促しつつ徐々にハミを取ってくれて最後はよく伸びているので、道中もう少し前向きさが出てくればもっと走れるはずです。いい結果を出すことができず申し訳ありませんでした」(藤岡康騎手)

「ジョッキーにはこういう馬だよということを伝えてありましたが、やはりジリっぽいところはありましたね。それに未完成なところが目立ちます。向こう正面から促していかないといけないくらいでしたからね。あの手応えなのに間を割って終いは伸びてきていますから本気になれていないところがあるのは否めないのでしょう。それでも、体のほうはだいぶ起こして走れるようにはなってきているんです。今まではハミに乗ってくるところがあるということだったので調教から意識しつつ動かすようにしていて、それが徐々にいいほうへ変わってきているのだと思います。心身ともにまだまだこれからなので、長い目で見て良くしていきたいです。今後については様子を見て判断していきます」(角居師)

この距離で外々を回るような競馬ではロスが多すぎますし、枠なりに内目を進む形でしたが、今日は他馬を気にするような面は見られなかったとのことでした。メンコを着用した効果もあるのでしょうし、反面、反応が鈍くなったところもあったのかもしれません。力があるだけにもどかしいですが、まだ心身ともに成長の余地がある馬ですから、使いつつの良化を待ちたいと思います。
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2勝目をあげた時の鮮やかな競馬が印象に残っているので、とにかくもどかしいばかりです、兄たちとは180度違う方向で難しい馬になってしまいました。

前走もですが、こんな道中でも終いにはしっかり伸びて一応上位には来るのにね…。
しっかり動かせる外人騎手に乗ってもらうしかないのでしょうか?
一体どうすればいいのか?ヒシミラクルのような乗り方をすればいいのか?