2014年12月12日金曜日

今週の愛馬近況

今週はアンブリッジローズ、アロヒラニ、インペリアルマーチの3頭が出走します。

・アンブリッジローズ 13日中山12レース 3歳上1000万下(芝1800m)柴山騎手
・アロヒラニ 14日阪神10レース オリオンS(芝2400m) 田辺騎手
・インペリアルマーチ 14日中山11レース カペラS(GⅢ ダート1200m) 森騎手

ある程度人気になるのはアンブリッジローズくらいだと思いますが、みんなひとつでも上の着順を目指して年内の最終戦を戦ってほしいです。

そして有馬記念でのトゥザワールドの騎手がビュイックに決定。
外人騎手としては微妙なポジションですが、印象としてのプラスは計り知れません。しっかり仕上げていきましょう!



それでは今週の近況。
インペリアルマーチ
12/10  船橋・出川厩舎
10日は船橋競馬場ダートコースで追い切りました(65秒4-50秒1-37秒9)。
「日曜の競馬へ向けて本田正重騎乗で最終追い切りを終えています。単走ですが、動きは変わらず迫力満点で上々です。前走後もしっかり乗り込めていますし、馬体も絞れて船橋に来てからは一番いい状態だと思います。あとは外枠でも引けてポンとスタートを決めることができればいい勝負ができると見ていますし、いい結果を出せるように頑張ります」(出川師)
14日の中山競馬(カペラS・ダ1200m)に森騎手で出走を予定しています。


アロヒラニ
12/10  久保田厩舎
10日は美浦南Pコースで追い切りました(68秒0-52秒4-38秒5-12秒2)。
「除外で予定が延びたことと先週までにある程度やっていたこと、そして今回輸送があることを加味して当該週の追い切りは当初の予定通りそこまでハードなものを求めないようにしました。前半はゆったり行かせて終いだけ反応させる。基本的にはそうして、あとは乗り役の感触で判断してもらえればと思いましたし、レースで乗る予定にしている田辺で追い切りました。相手を前に見ながら進み、直線は外へ。スッとスピードに乗せて悪くない走りをしていましたし、いいんじゃないでしょうか。このクラスに入ってなかなか思うような競馬をさせてもらえないかと思いますが、ハンデ戦というのは魅力的でしたし、調子の良さもあるので何とかならないかと思っています」(久保田師)

「今日の追い切りに乗せてもらいました。過去に何度か乗せていただいていますし、ある程度はわかっていますが、改めて確認するように調教しました。後ろから追走して直線は外へ持っていったのですが、動きに関しては悪くなかったと思いますよ。ただ、口向きの難しさはまだ残っていて配慮しなければいけないなと思う点はありましたね。中京で乗せていただいた時が結構きつかったのですが、接触したりして一度偏り出すと修正ができないくらいでしたし、スムーズさが求められるのは確かだと思うんです。ただ、現状大外をブン回しても…という気もしますよね。作戦は枠が出てからまた改めて考えて厩舎とも相談したいと思うのですが、もし内目の枠を引けたりするのならば内ラチを頼って、直線も詰まるかもしれないけれどロスを少なくし、ハンデも活かして如何に勝負に持ち込めるかという作戦で行くことも頭に入れています」(田辺騎手)
14日の阪神競馬(オリオンS・芝2400m)に田辺騎手で出走を予定しています。


ピグマリオン
12/9  NF天栄
トレッドミル調整を行っています。
「前走はちょっと流れに乗りきれなかった印象で残念でしたが、またいい走りをしてもらえるようにしっかり調整していきたいと思います。現在は帰ってきたばかりなので騎乗調教ではなくトレッドミルを用いた運動を行っています。背腰などのケアも施していきたいですし、馬に合わせて調整を進めていきます。馬体重は466キロです」(天栄担当者)


アンブリッジローズ
12/10  国枝厩舎
10日は美浦南Wコースで追い切りました(70秒9-55秒5-41秒3-13秒4)。
「今朝はウッドチップコースで2頭併せを行いましたが、こちらが先行して調教パートナーが内を通って直線で体を並べる内容でした。以前からも言われているかとは思いますが、今年の春くらいに跨った時はどちらかと言えばトモがしっかりとしていなくて走りにメリハリが付けにくいかなと感じるところはありました。それがここ最近は角馬場での運動時からトモが入ってくるようになって、前後の連動が良くなっているなと思えるようになっています。今日の追い切りでは直線で手前を替えてからも楽な手応えのままで、最後もこの馬としては沈むような姿勢をとってくれたように、ここのところの好調を維持できているかなと感じられるいい動きでしたね。クラスが上がってなおかつ坂のある中山になりますからさすがに簡単ではないでしょうが、少しずつ馬が自信をつけてきてくれているのかいい意味で威張るようなところも見られるようになりましたし、ここ最近の走りを継続して、しっかりと結果につなげていきたいですね」(宮田助手)
13日の中山競馬(3歳上1000万下・芝1800m)に柴山騎手で出走を予定しています。


トゥザワールド
12/9  池江厩舎
9日に栗東トレセンへ帰厩しました。
「年末の有馬記念を目標に今朝帰厩しました。菊花賞後の疲れもすっかり取ることができましたし、15-15をコンスタントに乗り込むことができていたように状態も良好です。ここにきて馬体にも更にボリュームが出てきていましたよ。いい状態で予定通りに送り出すことができましたので、前走からの巻き返しを期待したいですね」(NFしがらき担当者)

12/11  池江厩舎
10日は軽めの調整を行いました。
11日は栗東CWコースで追い切りました。
「火曜日に無事帰厩しています。菊花賞の後はさすがに疲れた様子を見せていまいしたが、牧場でしっかりとケアをしてもらったおかげで、いい状態で戻ってきてくれましたね。今朝は松山騎手に跨ってもらってCWコースで併せ馬をしました。まだそんなに強くは追っていませんが、追走して最後はきっちり先着と、いい動きをを見せていましたし、仕掛けてからの反応も良かったですね。レースまではまだあと2週ありますし、きっちりと仕上げていきたいと思います」(兼武助手)
28日の中山競馬(有馬記念・芝2500m)にビュイック騎手で出走を予定しています。



パンデイア
12/9  NF天栄
トレッドミル調整を行っています。
「体を膨らませてあげたいということもありますし、メンタル面も楽な状態にしてあげたいことから今もなお強めの騎乗調教を行うのではなくトレッドミルでゆったりと動かしているところです。寒さもあるのでしょうが馬体の肌艶ももうひと息ですし、馬の体調を慎重に見極めながら動かしていきたいと思っています。馬体重は413キロです」(天栄担当者)


ジュモートリステ
12/9  NF天栄
周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては周回コースもしくは坂路でハロン14~15秒のキャンター調整も取り入れています。
「少しずつですが動かしてきていますよ。周回コースで動かす際は終いの3~4ハロンだけ時計になるようなところを出すことを行ったり、坂路に入れる際は15-15前後のところを乗るようにしたりして、しっかりと乗り込んで体力強化を狙っていますよ。見ている限りでは軽さがあるように見えるのですが、乗っている人間の感触としてはダートっぽいという話もあるんですよね。月曜日に田中剛調教師が来場されたので馬を見ていただきつつそういった話もさせてもらっていますよ。まだ具体的な話を決めるまでには至っていませんが、これからも順調に進めていければ徐々に具体化してくるのではないかと思います。馬体重は475キロです」(天栄担当者)


ベルディーヴァ
12/10  NF早来
ウォーキングマシン調整を行っています。「今週も継続してウォーキングマシンを用いた形で運動を行っています。復帰までには正直長い時間を要するかと思いますが、寒くなってきている今の時期をいかにうまく乗り越えられるかポイントになってきますので、焦らず馬に合わせて接していければと思っています」(早来担当者)