2014年11月12日水曜日

日韓対抗戦!

インペリアルマーチが、11日の大井競馬のインタラクションカップ(1200m)に出走しました。
出馬表を見てみると、どうも見慣れない表記がチラホラと。
どうやら昨年ちょっと話題になった日韓対抗交流戦のようです。

韓国競馬と言えば「カツトップエースが種牡馬として寄贈された」とか「第一回韓国ダービーがダート1400m」くらいの知識しかありません。

さて移籍二戦目を迎えたインペリアルマーチ。
馬体は絞れて566kgに。そして単勝は2番人気と意外なほど売れてました。



レースではスタートすると、前に取り付けずにズルズル後方へ。
後方まで下がってから外に出し、そのまま外外を通って伸びずバテずの5着に。

陣営のコメントは以下のとおりでした。
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11/11  船橋・出川厩舎
11日の大井競馬では五分のスタートを切るもすぐ外の馬に進路を塞がれ、なかなかスムーズな競馬ができないまま道中を追走。勝負どころから外に出して追い出していくが、直線はジリジリした伸びで前を捕らえるまではできず5着。


「ストライドが大きい馬なので内枠は嫌だなと思っていたのですが…。実際に道中は隣の馬がフラフラして、こちらに何度も何度も寄ってきたことで2~3回引っ張るところがあって、そのたびにハミが抜けてしまいました。途中で外に出すと自分のリズムでのびのび走れていましたから本当に残念です。スタートはまだモッサリしていましたが、今日の距離には対応できていましたし、徐々に良くなってくれていると思います。今日のレースは参考外と言えますし、次走では一番いい結果が出したいですね。本当にすみませんでした」(石崎駿騎手)


「人気も集めていましたし、結果が伴えば良かったのですが申し訳ありませんでした。馬体はまだ余裕があるとは言え、こちらの思惑通りに絞れていましたし、いい状態だったと思います。ただ、スタートしたときの感じを見るとまだ内面を含めて変わる余地はあるのでしょう。スムーズな競馬ができずレースは残念な結果に終わってしまいましたが、ここからまだ変わってくれると思います。初めての1200mにも対応してくれていましたし、次こそ結果を出せればと思います」(出川師)


道中の不利はいかにも痛く、今日はスムーズなレース運びができなかったことが全てと言っていいでしょう。歯痒い競馬が続き悔しさが残りますが、状態面はまだ上積みが見込めそうですし、続けて使えることを利点に次こそは結果を出したいところです。今後は厩舎に戻っての状態を見た上で今後の予定を決めていきます。
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前走でもやらかしてくれましたけど今回も酷い騎乗でした。
とりあえず前回のレース後コメントを再度見てみますと、

「今日は先生から“とにかく行かすように”と言われていましたが、久々のぶんか、ゲートを出てからモサッとしてしまいました。そこから押して1コーナーへ向かいましたが、前のペースが落ちた時にポジションを下げなければならず、悪い方へ、悪い方へと行ってしまいました。この馬の良さを発揮することができず本当に申し訳ありませんでした。ただ、今日は休み明けということもあって馬体には余裕がありましたし、使ったことで中身も行きっぷりも変わってくると思います。負けはしましたが、やはり伝わる手応えからも能力を感じましたし、次は違うはずです」(石崎駿騎手)

……何も進歩がないですね。

今回は掲示板確保で、移籍後初賞金を獲得し一応の格好をつけてくれましたが、次もこの騎手だとかなり気が重そうです。


それにしても韓国の馬に負けなくて良かった。
イメージ的には「オウンオピニオンに負ける」ようなもんだからなぁ~。