2014年11月14日金曜日

今週の愛馬近況

在厩馬の出走予定が次々と決まってきましたが、2歳のパンデイアが16日の東京4レース新馬戦(芝1400m)でデビューすることになりました。
うちの2歳馬では一番乗りです。

13日の更新時点では「24日の京都に菱田騎手でデビュー予定」となっていたのに、翌日午後にサイトを覗いたら「出走確定」の文字があって正に急転直下と言った感じ。
これまでひたすらトーンダウンするばかりだったパンデイアですが、ここは少頭数だし、相手関係も明らかにレベル低そうなのでちょっと期待をもってしまうなぁ……。
頑張ってほしい。




ではその他今週の近況。
アロヒラニ
11/12  久保田厩舎
12日は美浦南Pコースで追い切りました(66秒7-52秒0-39秒1-13秒6)。
「先週帰ってきましたが、順調に調整を進められています。今朝はポリトラックで前に馬を置いて内から体を並べていく形での追い切りを行いました。正直に言うと、最初ということもあるからトモがしっくりしきれない感じはあるんですよね。それにリンクしてか右へのモタれもあり、右手前に替わっても右への張りがちょっときつかったんです。そのあたりは追い切りを重ねていけばしっくりしてくる馬ではあるので、この後も適度な負荷をかけていきたいと思っています」(小林助手)
30日の東京競馬(プロミネントジョッキーズT・芝2000m)に出走を予定しています。


ピグマリオン
11/12  加藤征厩舎
12日は美浦坂路で追い切りました(56秒9-41秒7-27秒4-13秒6)。
「先週帰厩したばかりですから体調を見ながら少しずつ動かすようにしていますが、今朝は相手を前に見て最後は併せるような格好で悪くない動きでしたし、いいイメージを持ってこれからの調教を積んでいけそうですね。今後の動きや状態を見ながらにはなるでしょうが、現状では東京最終週の番組あたりを視野に入れて行くことができそうかなとは感じています。その週ならワールドスーパージョッキーズシリーズでジョッキーが揃っていますし、今のところスミヨンで競馬へ向かえるように乗り役の調整もしているところですよ」(加藤征師)
今後の状態次第で流動的にはなりますが、今のところ29日の東京競馬(3歳上1000万下・ダ1400m)を目標にしています。


アンブリッジローズ
11/12  NF天栄
周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。
「こちらに帰ってきた様子次第で年内もう一回か来年に備えるかという判断をくだすことになるかなと思って見極めるように接してきていますが、今のところは悪くないように見えますよ。背中腰などが弱い馬ではあり、今回も多少の傷みはありますけれど、一時に比べるといいので、この馬なりに少しずつ強くなってきているのかもしれませんね。もう少し様子を見ますが、可能ならば年内もう1回と言う方向で国枝調教師とも相談したいなと思っているのが今の気持ちです」(天栄担当者)


トゥザワールド
11/11  NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。
「しばらく角馬場での騎乗調教で様子を見ていましたが、問題ないようですので、この中間から周回コースと坂路に入れて普通キャンターを開始しています。心配していた反動や疲れもほぼ感じないところまで回復しているようですし、ここからは緩めず動かしていきたいと思います」(NFしがらき担当者)


パンデイア
11/12  加藤征厩舎
12日は美浦南Wコースで追い切りました(66秒2-51秒8-37秒5-13秒1)。
「先週に続いて今週も長めから追い切りをかけています。ウッドチップコースに入れたのですが、サンブルエミューズに誘導してもらって後ろからくっ付いていって終いを頑張らせるようにしたんです。道中の手応えは上々なんだけど、いざ直線となるとちょっとモタモタ。スーッとスピードに乗っていければ理想的なのでしょうが、そのあたりはまだ力を要する馬場だとツラい部分もあるのかもしれませんね。やってみないとわからないところでもありますが、軽い芝がいいのかなと感じるんです。できるだけタフさもない方がいいでしょうし、現状の体力面と走りからすると距離も1400mくらいがいいかなと感じました。そのなかでよく番組を検討した結果、直線に上り坂がない京都の1400mの牝馬限定戦というのはいい条件かなと思っています。輸送はありますが、そのあたりはうまく調整をしてパスしたいと考えていますし、基本線は京都の方向で考えていこうかと思っています」(加藤征師)
今のところ24日の京都競馬(2歳新馬・牝馬限定・芝1400m)に菱田騎手で出走を予定しています。

11/13  加藤征厩舎
13日は軽めの調整を行いました。
「昨日の追い切りはそこまで速い時計を出そうと動かしたものではなかったのですが、蓋を開けてみたら5ハロン66秒と見た目以上にいい時計を出せていましたね。ピッチ走法で小気味の良いフットワークですし、今の印象としては兄弟よりも短めの距離のほうがいいかなと思っていて、息のほうは問題なし。だいぶ気持ちも乗ってきていて、前に馬を置いておかないとグァーンと唸っていきそうなくらいになってきました。追い切り後の様子を今日まで見ていると今週でも対応できそうだなと思ったんです。そのような状況のなか、相手関係を調べたところ、目標にしている来週の京都はちょっと手ごわそうな馬がいるみたいなんですよね。一方で今週の想定を見ると芝の1400mは少頭数。メンバーを調べても気になる馬は1、2頭ほどいるものの、全体としては厳しくはないかなと思いました。そうはいっても新馬戦です。調教時計などもう一回洗い直して吟味に吟味を重ねて投票締め切りギリギリまで悩んだ結果、急遽の前倒しで申し訳ありませんが、今週勝負をかけることにしました。幸い、北村宏司が空いていましたので、彼にお願いしてあります。馬の特徴をよく理解してくれるジョッキーですし、うまくコントロールしてレースできればと思います」(加藤征師)
16日の東京競馬(2歳新馬・芝1400m)に北村宏騎手で出走いたします。


ジュモートリステ
11/12  田中剛厩舎
12日はゲート練習中心のメニューを行いました。
「入厩して間もないですから体調などしっかりと確認しながら、ゲート練習をメインにしつついろいろと環境に慣らすように進めています。ゲートは扉を開けてみることもしていますが、しっかりとそれに反応してくれていますし、悪い感触はありませんでしたね。まだこれからより本格的な練習を開始していくことになるでしょうが、ここまでの感じからはスムーズに進めていけそうかなとも思いますね。その他で進める上で注意したいと考えているのは、牧場から送り出される際の引き継ぎでも挙げられていたのですが、ちょっと後肢に疲れがたまりやすそうなところがあるようなんです。飛節の格好などからもそう言った点があるのかもしれませんが、もちろん現状では何ら不安なく進めることができていますし、これまでもそれなりに継続して乗ってくることはできていたようですから、こちらでも上手くケアをしつつまずはゲート試験合格を目指していきたいですね」(田中剛師)


ベルディーヴァ
11/12  NF早来
曳き運動を行っています。
「引き続き人がつく形での曳き運動を行っている状況です。ごく軽めの運動ではありますが、数週間続けてきてもいい意味で変わりはないように映るので順調と言えるのではないでしょうか。おそらくもう少しはこの形を継続することになるかとは思いますが、次のステップであるウォーキングマシンでの調整へ移行する日もそう遠くないかもしれませんね」(早来担当者)