2013年12月9日月曜日

INAC神戸レオネッサvsチェルシー・レディース mobcast cup国際女子サッカークラブ選手権2013

サンフレッチェ広島の劇的な逆転優勝で、J1が幕を閉じた翌日、今年も女子版クラブワールドカップの「モブキャストカップ」決勝を観にいってきましたよ。
昨年は欧州女王のリヨンが来日し、INAC神戸と繰り広げた激闘は、後藤健生さんが年間のベストゲームに選ぶほどの名勝負になったのも記憶に新しいところ。


が、第二回では欧州女王の招聘に失敗。会場もNACK5スタジアム→西が丘競技場に縮小と、うーん、これはなんだか存続が不安になってしまいますな。
ま、客入りは昨年とほぼ同じで、会場が小さくなった分9割方埋まりこれはこれで雰囲気出てる。
欧州女王ヴォルフスブルグの代役で呼ばれたのが、大儀見選手の在籍する「チェルシー・レディース」。
イングランドでは8チーム中7位の成績だとか…
この大会の意味合いも形骸化してしまうね。

チェルシーは、9番の黒人選手の突破に見所があるくらいで、まあ一言でいうとヘタ。
大儀見もほとんどプレー機会がなく、力どおりの差でINACが前半を2-0で折り返します。

チェルシーLのマスコット。うーんこのクオリティ…
ちゃんと胸あるのね(笑)

後半、チ・ソヨンが豪快にシュートを決めて3-0になると、チェルシーLがたて続けに加点してあっというまに3-2に。
澤や田中陽子が後半途中から出場。なかなかいいプレーを見せ、結局INAC神戸が4-2で勝利。
後半は出入りの激しい展開で面白くなりました。


チェルシーLも尻上がりにプレーがよくなっていった感じですが、こういう感想を抱いてしまうこと自体、試合にスリリングさが欠けていたことの証明でもあります。

モブキャストのマスコットが歩いたりしてましたが、「べとべとさん?」という印象しかないわなコレ。ちなみにMVPのチ・ソヨンに贈られた賞品がこのぬいぐるみ。
この賞品はちょっとどうだろう…



表彰式。INAC神戸、優勝おめでとうございます!
賞金も去年よりちょっと増えた模様。3歳未勝利→3歳新馬戦くらいのランクアップ?

この様子ですと、なんだか次回の開催が不安になってきますが、女子の海外クラブなんて中々見られるものではないし、本当に楽しい大会ですのでこのまま育てていってほしいものであります。