2013年3月31日日曜日

オクターブユニゾン、初ダート4着

オクターブユニゾンが、3月30日の阪神1レース、3歳未勝利牝馬限定戦(ダート1800m)に出走しました。
去年末には調子を上げて、未勝利脱出も間近に思われましたが、今年に入ってから全くいいところがなくダートに目先を変えての出走です。
中1週での出走ですが体重は+4キロとまずはひと安心。

さてレース。
スタートしてもあまり前にいけず中団より後ろを追走。

コーナー回って上がっていき直線でも差を詰めますが、あまり勝負には絡めてない4着でした。
陣営のコメントは以下のとおり(クラブより許可をいただいて掲載しております)



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3/30  高野厩舎
30日の阪神競馬ではまずまずのスタートから押して好位を狙うが、行き脚がつかず中団を追走。勝負どころから前がごちゃついたが、直線はジリジリ伸びて4着。

「あまり切れる脚がないタイプと聞いていましたし、2、3番手でレースを進めようと思っていたのですが、スタートを思ったほど出てくれず、押していっても中団になってしまいました。ダートの走りは砂を被っても問題なく、手応えも十分でした。ただ、3、4コーナーで前がごちゃついて追い出しが遅れてしまって…。トビの大きい馬ですし、あそこがスムーズなら違っただけに申し訳ありません。スタートから積極的に出して行ったことが次につながってくれればと思います」(松山騎手)

「砂を被ってどうかと心配していましたが、問題ありませんでしたね。終始いい手応えで進んでいただけに、勝負どころでちょっと前がごちゃついたのはもったいなかったけれど、今日の内容を見る限りダートの適性は感じますし、チャンスは近そうです。このあとはカイバ食いなどを見て、短期放牧を挟むかこのまま調整するか考えます」(高野師)

初ダートということで不安もありましたが、砂を被っても集中力を欠くことなくしっかりと走れていましたし、持ち味のしぶとさが活きた内容でした。慣れればさらにスムーズに走れるでしょうし、今後が楽しみです。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。
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芝路線よりは相手のレベルが低い事もあるのでしょうが、勝ち負けとはいかないまでも、今年に入ってからようやくピリッとした走りを見せてくれました。
ダートに慣れて、馬体も回復して、相手を選んでいけば勝ち上がりを期待していいかもしれません。

すでにここまで8戦を消化。残された時間は決して多くありませんが、がんばって走ってほしいものです。