2019年12月8日日曜日

トゥザフロンティア、粘りに粘って3勝目を挙げる。

トゥザフロンティアが、8日の中山12レース3歳上2勝クラス(芝1600m)に出走しました。
1回叩いてからの関東遠征にも関わらず体重は+4、まあこのくらいなら…。
1枠2番という、このコースでは最良の枠番から好スタート、1番のラストプリマドンナが前走と違って控えてくれたので、すんなりハナに立ちます。
すぐ後ろに馬群を引き連れながら淡々とペースを刻み、4コーナーでは並びかけられますが、せまる後続と同じだけ脚を使って粘り見事に勝利してくれました。

陣営のコメントは以下のとおり。
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19/12/8  池江厩舎
8日の中山競馬は先頭に立つと、最後までリズム良く駆けて後続を抜かせず逃げ切り優勝。

「これまでのレースっぷりを見ていると急に力んでみたりと少し乗り難しそうな印象がありましたから、如何にリラックスさせて体を使わせるかを意識しながら競馬へ向かいました。選択肢の1つにあって実際のところ今回はハナに立つ形をとりましたが、思惑どおりにリラックスできていたんです。おそらくですが、喉からくる苦しさを馬自身が気にしているのかなと思えたのですが、音はあるけど苦しがるところはなく、程よくふわっとでき、力みすぎることなく走れていました。直線でも後ろが来た分だけ伸びるという感じでしたね。力がないとできないことで、今日は力差があったことが大きいのだと思いますが、まだ自分でセーブしようとするところがあります。そういうメンタルであったり、体を十分に使えるようになるとさらにパフォーマンスが上がりそうですよ。バックストレッチが長くない中山マイルのコースレイアウトもうまくフィットしたのかもしれませんが、力を発揮できるようになれば場所を問わず走ってくれるようになってもいいはずです」(三浦騎手)

前走の内容からチャンスが巡ってくるのは近いかもしれないと思えたのですが、いきなり結果を出すのですから大したものです。今日は人馬の呼吸が合い、リラックスして上手に走れたことが何よりでしょう。不振を脱し、これから軌道に乗ってきてくれたらと思います。今後につきましてはレース後の状態をよく見たうえで判断していきます。
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12月になって、ついに今年の一口初勝利を挙げられました、もう諦めてたよ…。
やはり中山のトゥザ一族は抜群に走ります。
三浦騎手は私の出資馬とはいつも相性が良くて、本当に良い印象ばかり。
ようやく準オープンまで辿り着きましたが、冬に調子が良い一族なので次も中山で使ってほしいですね。