2014年4月18日金曜日

トゥザワールド皐月賞へ

いよいよトゥザワールドが皐月賞に出走!
今年は有力馬が綺麗な戦跡のまま臨み、しかも頓挫する馬もほとんどいない史上最高レベルの混戦。

その中でもトゥザワールドは1番人気が予想されてましたが、枠順はよりにもよって8枠17番。
そ、そんなぁ…(泣)
不器用そうなワンアンドオンリーは1枠1番、逃げが予想されたウインフルブルームが大外18番と、有力馬は総じて微妙な枠に入った気がします(イスラボニータ以外)


競馬を見はじめて長いですが、これほど難解なレースはあんまり記憶にないような…


ちなみに川田騎手は、皐月賞のみに騎乗だそうです。
乾坤一擲って奴を期待!



そしてその他今週の近況。
アンブリッジローズは中一週で福島に賭けてほしいなぁ。

インペリアルマーチ
4/15  NFしがらき
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。
「この中間からは少しペースを上げて、坂路ではハロン15秒近いところも織り交ぜています。馬も体調が良さそうで、帰厩もそう遠くないので、緩めずしっかり乗り込んでいきたいと思います」(NFしがらき担当者)


アロヒラニ
4/15  NF天栄
トレッドミル調整と周回コースでキャンター調整を行い、日によってはハロン15秒のキャンター調整も取り入れています。
「順調に来れていますよ。今朝は少し速いところを行い、周回コースにてハロン15秒から14秒くらいの速めのペースで負荷をかけることもしていますよ。馬体のケアも並行してしっかり行いつつ、近々に送り出せるようにしたいと思っているところですよ」(天栄担当者)


ピグマリオン
4/16  加藤征厩舎
16日は軽めの調整を行いました。
「先週は何とか1700mに対応はしてくれましたが、勝ち切れないだけに悔しいですね。結果論かもしれませんがやはりあそこまで主張したのならばもうちょっとだけ頭を突っ込んでいればコーナーを利用してハナに立てたかもしれませんし、そうしてもよかったのかなとは思います。また、4コーナーで内につく形になったのも1コーナーの攻防による部分もありますし、外を回せなかったのは外から捲ってきた馬たちがいたので外へ早めから張らずに内に専念する形になったのでしょうから、理解はできるものでした。距離に関してはこれ以上長いとさすがにタフで堪えそうな印象を受けるものだったのであまり考えにくいなと思いますが、もう1回同じ舞台を試してみたいという気持ちはあります。ただ、まだレース後の状態を見極めている段階なので、もう少ししっかり見たうえで短い間隔で次走へ向かえるか切り替えるかを判断していきたいと思います」(加藤征師)


アンブリッジローズ
4/16  国枝厩舎
16日は軽めの調整を行いました。
「先週は久しぶりにいい競馬だったなと思えるレースでしたね。ちょっとタフな形になって間を割れないあたりはまだ頼りないところでもありますが、なんとかクラス編成前に結果を出せれば理想的でしょう。状態はレースを走った分だけの格好になっているかなという感じです。今後に関しては馬体の回復具合を見ながらになるでしょう。競馬の感じから福島の印象は悪くないので、行けるならば中1週、ちょっと態勢が整い切れなそうならば東京や新潟などに切り替える形で考えていきたいと思っています」(国枝師)


●トゥザワールド
4/16  池江厩舎
16日は栗東CWコースで追い切りました。
「今朝はCWコースで3頭併せを行いました。ジョッキーはしっかりと馬をコントロールできたと言っていましたし、見ていても手応えの良さは伝わってきました。レースが上手なのでトリッキーと言われる中山コースでもいい走りができるでしょうし、それでいて力勝負の東京でも勝負できる馬。まずはここで最高の結果を出してもらいたいですね」(池江師)

「先週に続いて追い切りに乗せていただきました。道中、前に並びかけたところで『ちょっと待て』と指示を出し、ここというところでゴーサイン。最初から最後まで、こちらの思い通りに動いてくれました。こんなに乗りやすくて賢い馬は見たことがありません。いい状態でレースに臨めそうですし、僕自身とても楽しみにしています」(川田騎手)
20日の中山競馬(皐月賞・芝2000m)に川田騎手で出走を予定しています。


パンデイア
4/15  NF早来
馬体重:428kg 
現在はウォーキングマシンで1時間の運動の後、週4回は屋内周回コースでハロン20秒のキャンター2400m、週2回は屋内坂路コースでハロン15秒のキャンター1本の調教を行っています。少し我の強い面を見せるようになってきましたが、この血統は気持ちの強さで走るところがありますので、徐々に競走馬としてのスイッチが入ってきたことを示唆しているのでしょう。今後はこの気持ちを上手くレースでの爆発力に繋げていくことがポイントになってくると思いますので、いい方向に導いていけるよう接していきます。


●ジュモートリステ
4/15  NF空港
馬体重:462kg 
現在は400m周回ダートコースでキャンター1200mのメニューを中心に、週3回900m屋内坂路コースをハロン17~18秒のキャンターで2本元気に駆け上がっています。少しずつペースアップしながら乗り込みを継続してきた効果で動きにはだいぶ磨きがかかってきた印象です。動きの良化に比例するように馬体のボリュームが増してきましたし、見た目にもツヤが出て体調面が上昇傾向にあることは一目瞭然と言えるでしょう。


●ベルディーヴァ
4/15  NF早来
馬体重:447kg 
現在はウォーキングマシンで1時間の運動の後、週4回は屋内周回コースでハロン20秒のキャンター2400m、週2回は屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター1本の調教を行っています。坂路コースを登坂した後の息の入りが以前よりだいぶ早くなってきたことからは心肺機能の向上が窺えますし、馬体にメリハリが出てきたことは地力が強化されてきたことを印象づけます。併行して、内面が強化されてきたことで毛ヅヤを良く見せており、体調が充実していることが感じられます。今後も質の高いトレーニングを積んでいくことができるでしょう。