2013年7月31日水曜日

ザ・マクロス原画展

先日、近所の八木橋デパートで「マクロス30周年 ザ・マクロス原画展」をやってたので行ってきました。
ちょうど、観にいったのが「うちわ祭り」の日だったので表にはお神輿が。

入ってすぐに「マクロス年表」が貼ってあり、現実と作中の歴史が併記されてるのですが、 無視されてるものが結構多かったのが気になりました。
ゲームに至っては、PSとSSで発売された「愛・おぼえていますか」しか載ってません。


うーん、続編が全く無かった時期に、PCエンジン版が果たした役割はかなり大きかったと思うので無視は寂しいなぁ…


展示内容を追っていきますと、
・企画書、設定資料
マクロスのロボット形態がちょっとイデオンぽい「バトルシティー メガロード」の段階のものから、「超時空要塞マクロス」まで。
スロットルレバーの設定までが超細かくてクラクラします。「超弩級」時点での設定画もアリ。


・各イラストレーターの絵
宮武一貴のカラー原画は、質感を出すために金属に描いたものや、油絵的に盛り上げた処理などしててなんだか異様な存在感を出してました。
ほかには美樹本晴彦、しまだひであき、垣之内成美、平野俊弘の書き下ろしイラストが。
平野俊弘の絵はいま見るとちょっとキツイな…(笑)

・マクロスフロンティア
さすがに最もスペースを割いて、点数も多く並べられてました。
全26話+劇場版(からよりぬいた)原画と一部の版権原画。
とにかくクオリティ高すぎな作品でしたが、原画の時点でえらいことになってますな。


・マクロスⅡ
作品紹介のパネルが、なんだか持って回った書き方でちょっとニヤニヤしてしまいます。
まあ「続編がなかなか作られないから勝手に作っちゃった」なんて書けないだろうし…
歌はいいと思うんですけどね。

当然ながら(?)ここでも扱いが悪くて、ビデオパッケージのイラストが数点展示されてるのみ。


・マクロスプラス、マクロス7、マクロスダイナマイト
当時の原画、セル画、カラーイラストなど結構な数を展示。
マクロス7とかGガンダムとか、94年当時はやたら暑苦しかったですな。


あとはマクロスゼロの展示もありましたが、アニメ見てないのでここは目が滑りました…

売店には、このくらいの規模の原画展には珍しく、図録が売られてたので購入。
展示内容が網羅されててこれは良いものです。2000円。

売店でのグッズの高額っぷりには参りましたが、売り物の版画(アールビバンでおなじみですねw)についた「売約済み」の札の多さにも驚愕。
…まぁ、私は図録で満足しときます。


各地を巡回しているこの原画展、次回は大丸梅田店で8月15日から。その次は名古屋の松坂屋で8月28日からですのでお近くの方はぜひどうぞ。入場料700円の価値はあるんじゃないでしょうか。

それにしても、大阪、名古屋の前が熊谷ってのがちょっと異彩を放ってるな~(笑)