2015年4月24日金曜日

今週の愛馬近況

デビュー寸前に重度の骨折を負い、ながらく療養していたベルディーヴァが再度本州へ移動しました。
壊し屋の高野調教師ですからまだ安心は出来ませんし、そもそもまともに走れるのかどうか定かではありませんが、希望は持っていたいものです。



それでは今週の近況。帰国したトゥザワールドの現在地「競馬学校」と言うのが新鮮。
インペリアルマーチ
4/22  NF早来
周回コースでハロン20秒のキャンター2400mのキャンター調整を行い、週3回は屋内坂路でハロン15~16秒のキャンター調整を取り入れています。
「この中間もコンスタントに乗り込みを行っていますが、脚元の状態も体調も変わりなく来ています。まだグンと良くなるのは先でしょうが、本数は少しずつ重ねることができていますので、この調子で良化を促していきたいと思います」(早来担当者)


アロヒラニ
4/21  NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。
「先週は坂路調教を開始し始めたのですが、今朝も坂路に入れて少し動かしました。イメージ的には15-15からもう少し速めのところで動かすようにしましたが、良くも悪くも変わりないかなという印象です。動き的にもう少しピリッとさせられればいいというのは本音ですが、そのあたりは年齢もありますし、ある程度は致し方ないのかもしれませんね。少しでも状態を上げたうえで次走へ向かっていきたいですし、今後の具体的なことについてはもう少し様子を見させてください」(天栄担当者)


ピグマリオン
4/21  NF天栄
障害練習と周回コースでキャンター調整を行っています。
「障害練習と並行して調整のほうを進めていこうとしているのですが、この中間は少しだけトモに疲れが見られました。週末に坂路調教を取り入れようかとも話をしていたのですが、そのような状況でしたので無理をせずに動かす時は周回コースで軽めに動かすことにしています」(天栄担当者)


アンブリッジローズ
4/22  国枝厩舎
22日は軽めの調整を行いました。
「先週は皐月賞と同じ日のレースでしたので福島に臨場することはできませんでしたから、改めてVTRも見直しつつどうだったかを考えていました。あの条件自体こなせないわけではないのでしょう。ただし、誠人が言うように最初ということもあって所々で気持ちが前のめりになりちょっとずつ消耗した分、最後は伸びなかったのかなと思います。2000mくらいがより勝ち負けを意識できる条件なのかなという気はしますが、そのあたりはあまり決めつけないようにしたいと思っています。現在はレース後の状態を見ているところですが、大きく変わりはないものの、一度使ってグッと上向いてきそうかというと何とも言えないところではあります。あまりここがダメだとか決めつけるのは良くないかなという気もしていますが、そのまますぐの東京を目指すよりは程よい馬場状態の夏番組をメインに考えていったほうがよりいいのかなという気はしています。ただ、まだレースから数日しか経っていないのでもう少しだけ考えたいですし、たとえ放牧に出したとしても天栄での様子を見ながら柔軟に対応していきます」(国枝師)


トゥザワールド
4/23  競馬学校
23日に競馬学校へ到着しました。
「現地の天候が悪く、帰国が予定よりも1日遅れてしまいましたが、今朝無事に日本へ到着したと報告を受けています。この後は競馬学校で入国検疫を行った後、NFしがらきへ移動して3週間の着地検疫に入る予定です。前走もほとんど競馬をしていませんし、競馬学校でも乗らないので馬体はちょっと緩むでしょうが、その緩んだ状態からどれだけ立ち上げていくことができるか、大型馬なので次走についてはそこが余計カギになってくるでしょう。とはいえ、まだ戻ってきたばかりですし、まずは遠征の疲れを取ってしっかりとリフレッシュしてもらいたいですね」(池江師)


パンデイア
4/22  加藤征厩舎
22日は美浦南Wコースで追い切りました(69秒7-54秒6-40秒1-13秒6)。
「順調に来ることができていますね。来週の競馬を予定しているのですが、今週でもいいと思えるくらい順調ですよ。今朝は朝一番の組で馬場へ入り、ウッドチップコースに入って追い切りを行いました。エクストラペトルと組んで、パンデイアが先行したのですが、引っ張りっきりの手応えで動いていましたし、今朝の動きからも調子はいいなと思えました。メンバーを見てよほど魅力的と思えれば考えないわけでもないのですが、来週は牝馬限定戦になりますし、今のところは予定通りで行くつもりです。ただし、乗り役がなかなか思うように決まらないので困っています。最初はノリで行くことにしていたのですが、急遽京都へ行くことになり乗れなくなったので次に石川くんに打診していたところ負傷。天皇賞の裏なので有力どころがなかなかおらずジョッキーも少ない日のようなので苦労はしています。何とか石橋くんで調整はしてもらっていますが、他との兼ね合いもあるのでしょうし、ギリギリまで調整することになるかもしれません」(加藤征師)
5月3日の東京競馬(3歳未勝利・牝馬限定・芝1600m)に出走を予定しています。


ジュモートリステ
4/21  NF天栄
トレッドミル調整か周回コースでキャンター調整を行い、日によってはハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。
「いい意味で変わりはありませんが、調子がいいからとあまり攻め込みすぎても疲れが出てしまいます。それなので強弱を適度につけてオーバーワークを避けながら進めていきたいと考えています。今後も馬の状態次第にはなりますし、少しでも気になるようなところがあれば無理をせず、あくまでも馬に合わせて調教メニューを組んでいきます」(天栄担当者)


ベルディーヴァ
4/22  NF早来
周回コースでハロン18秒のキャンター2400mの調整を行い、週3回は屋内坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「ここ最近は登坂時に14-14くらいも頻繁に取り入れて負荷をかけてきました。怪我をしていた馬なのでもちろん慎重になってはいましたが、ここ最近はある程度安定した状態の中でしっかりと動かしてくることができているでしょう。そろそろ復帰を目指して本州へ動かすことができる状態になってきたかなとも思っていますよ。それで今のところ今週中に送り出すプランも持っています。何とかここまで来ましたし、このあとも順調に行ってほしいと願っています。馬体重は497キロです」(早来担当者)

4/23  NF天栄
23日にNF天栄へ向けて移動しました。