2012年3月24日土曜日

リーガルスキーム

このブログを始めるちょっと前のことですが、
1月29日、近日のレース出走が予定されていた愛馬リーガルスキーム(牡7歳)が右前脚の繋靱帯炎を発症して引退となりました。

ちょうど4年前の1月にデビューし連勝。G1にまで歩を進めてくれた(ビリでしたが)だけに、思い入れもひとしおだった馬です。

重賞勝てる器だと思っていたのですが、なかなかうまく行かないのがこの趣味ですね。
楽しいことも、もどかしい事も、落ち込むことも全て経験させてくれたリーガルに感謝の気持ちでいっぱいです。

まぁ、調教師の扱いや腕には相当の疑問が残りましたが…(このくらいは言わせてほしいw)

昨年、久々の勝利を挙げたときに書いた文章をココでまた載せてみます。



------------(以下引用)----------------------------
一口所有してる馬、リーガルスキームが7/9(土)の京都競馬10R枚方特別(ダート1400m)に出走しました。

デビューから3年が過ぎ、すでに6歳、いつのまにやらベテランの域です。
http://db.netkeiba.com/horse/2005103587/

デビュー戦ではメイショウボンハオ(母はタイキシャトルを破った馬)に圧勝、2戦目ではメイショウベルーガ(現在G1上位クラス)を6馬身ちぎり、ダート1400mで2連勝。
G1NHKマイルカップにまで駒を進めてくれました。

結果はビリでしたが、1週間ずっとドキドキしっぱなしだった事をよく覚えています。

その後、ダートの自己条件戦で、騎手のミスが連発したり、調教師が仕上げをしくじったりで、
勝てそうで勝てないレースが続き、翌年夏にはいつのまにやらクラス降級の憂き目に。
クラスが下がったところで圧勝(3勝目)し、俺TUEEEE!!!となったわけですが、
上がった先でまた勝てそうで勝てないレースを続けているうちに、いつのまにやら善戦すらも出来なくなっていました…
去年1年の成績は、15着13着6着8着。9月のレースで8着になった後には骨折のおまけ付き。

調教師もヤケクソになったのか、障害レース転向を発表。3ヶ月以上障害トレーニングを積んできましたが、
障害テストを受ける段になって「どうもダメそう(意訳)」と路線を再変更。結局平地レースで得意のダート1400mを使う事になりました。

さすがにココまでの迷走を続けたのでは、全く期待も出来ないままレースがスタート。

いつも4〜5番手から4コーナー先頭が勝ちパターンの馬なのに、9ヶ月ぶりのレースのせいか、全く付いていけない感じで後方集団。
「ああ・・・ココで惨敗して引退かな〜」と、道中はともに歩んだ3年間を寂しく思い出しながら見ていましたが、ゴール前ですごい足を見せて勝利!!2年ぶりの勝利で通算4勝目をあげました!


それほど大活躍を見せているという馬ではないのですが、関わってる人間(応援するだけだが…)にとってはかなりの思い入れもあり、このたびの復活が本当にうれしい。
馬が4勝目と同時に、僕の一口馬主生活でも破れなかった「年間3勝」の壁を破りめでたく年間4勝目。まだ今年も半分あるので、11頭いる一口所有馬が下半期でどこまで星を伸ばしてくれるか今から胸が躍ります。楽しみだな〜。


※どうやら、リーガルの勝利がサクラバクシンオー(今年死亡)産駒の通算1100勝目だった模様。こちらもメモリアルとなりました。
残された子供で1200勝までは行ってほしいし、バクシンオーの血統が残っていくことを願ってやみません。